Q1.入社したきっかけを教えてください。
大学時代、私は薬学を専攻していましたが、大半が進学して研究職に就きますが、新たな知識と経験を得ようと思い、着物が好きだったことから、和装業界へ就職しました。
ただ、仕事自体は楽しかったのですが通勤に片道2時間かかる環境だったため、2年目のなかばに私は体調を崩し、仕事を続けられなくなりました。
体調が回復し、私が再就職先として希望したのは、自宅から無理なく通える距離にあること、そしてこれまでの私の人生とは全く関係がなかった業界であること、の2点でした。
ゼロスタートであれば、全てのことに新鮮な気持ちで取り組め、自身の知識欲も満たされるだろうと考えたんです。
転職サイトで出会った東京山川産業は、まさにその条件にぴったりの会社でしたね。
先輩方が気さくな雰囲気だったので、気負うことなく自然に溶け込むことができました。
Q2.現在の具体的な仕事の内容は?
いま私は営業担当として、20数社を任されています。お客様からのお問い合わせやご依頼を受け、新規導入における溶接機や工具等の選定、見積作成、ご提案、受注後の製品発注、納入、さらには組み立てや取り付け、アフターフォローまで一連の業務を担当します。
一言で溶接機や工具等といっても、関連製品を含めその種類は多岐にわたります。例えばパーツの種類や型番はカタログを見て覚えることが出来ても、用途は現場により細分化されるので、入社2年目の私にとってはまだまだ未知の部分のほうが多いくらいなんですね。
お客様のほうが詳しいことも日常茶飯事で、私がお客様から詳しく説明を受けることも珍しくありません。
そんな時、私はコミュニケーションを深めるチャンスと捉え、営業担当としての信頼形成と、自らの知識スキルを高めていくことに軸足を置くよう心がけています。
Q3.ヤマ場を乗り越えたエピソードを教えてください。
東京山川産業では半年に一度、自らの顧客に対して売り上げ目標を設定し、それにトライするキャンペーンを行います。
客先を自分で決めて前年同期金額からの目標金額を設定しましたが、私のやる気とお客様側の熱量とのバランスが取れておらず、大きくつまづいてのスタートとなってしまいました。
そこで私は、お客様のやる気に依存するのではなく、こちら側からどんどんアプローチしていく提案作戦に変更。日々の訪問に加え、レスポンスはできるだけスピーディに行い、無事に目標額をクリアすることができました。
見積額が大きい案件になるほど、競合する会社も増えてきます。そんな状況を勝ち抜くには、やはり日々のコミュニケーションが重要なのだと改めて自覚できたキャンペーンでした。
Q4.職場の雰囲気や環境について教えてください。
私が所属する営業所には全員で9名が在籍しており、年齢もキャリアも私がいちばん若いんですね。
所長は50代の女性で、私の目標とする存在でもあります。
営業所の雰囲気は、所員同士のコミュニケーションがきちんととれているので、困っている人がいればカバーし合って改善したりしています。
前職に比べ格段に通勤しやすくなり、時期にもよりますが残業はさほど多くなく、事前に相談をすれば有給休暇も取得しやすいので、ワークライフバランスが取りやすい環境ですよ。
Q5.今後の目標や、“なりたい自分”像は?
どう他社の営業と差別化を図り、どう切り込んでお客様との信頼関係を築いていくか、私が先陣を切って後輩にとってのロールモデルになれれば嬉しいです。
いま私は神奈川にある営業所に所属していますが、今後はさらに北部方面へ展開エリアを拡げ、ゆくゆくは新たに営業所が出来れば良いなと思っています。
もしそうなれば自分が新しい環境で活躍できるように、今はしっかり実績を積んでいきたいですね。