豆知識

TIG溶接におけるタングステン電極棒

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TIG溶接におけるタングステン電極棒は、材質や用途により様々な種類が有ります。
そこで、今回は代表的なものを取り上げ、どんな溶接に向いているかをご紹介させて頂きます。

○2%トリウム入りタングステン
  最もポピュラーな電極棒で、広い材質・用途に使用されます。
  主に、軟鋼・ステンレスの直流溶接に優れています。
  交流でも使用出来ますが、消耗が早く電極内の成分が母材に入り込むと、
  溶接欠陥の原因となりますので、注意が必要です。
  近年は、トリウムは放射性が強い為、使用しない工場も出てきています。

○2%ランタナ入りタングステン
  ポピュラーな電極棒の1つで、主に軟鋼・ステンレスの直流溶接に優れて
  います。2%トリウム入りタングステンより、耐消耗性・アークスタート性
  が優れています。

○2%セリウム入りタングステン
  ポピュラーな電極棒の1つで、主にアルミニウムの交流溶接に優れていま
  す。アークの集中性・安定性が極めて良好です。
  直流で使用すると、上記2種に比べアークスタート性がやや劣りますが、
  使用可能です。

○レアアース入りタングステン
  近年、上記3種に変わり使用される工場が増えてきたものがこの電極棒
  です。耐消耗性、アークの集中性・安定性・スタート性が非常に優れて
  います。軟鋼・ステンレス・アルミニウムと直流・交流溶接のどちらでも
  使用可能です。

ここでは代表的なものを挙げましたが、他にも様々なものが有ります。

お困り事等御相談がありましたら弊社担当まで何なりと御相談下さい。

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