豆知識

ーーTIG溶接機で良い溶接をする為の8ポイントーー

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①タングステン電極の先端形状は?
・電極の先端形状は溶接結果に大きく影響しますので正しくお使い下さい。
POINT
直流では、輝いた尖った形状。
交流では、輝いた丸い形状。
先端が汚れたり、溶け落ちや、不純物が付着していても良い溶接結果が得られません!

②タングステン電極の突き出し長は?
・タングステン電極がノズル先端より5~8mm程度突出していますか?
POINT
ノズルの先端より突出していない場合、作業が
やりにくい上に、ノズルが溶け落ちます。
又、突出しが長すぎる場合シールドガスが不十分になる為溶接欠陥が発生致します。

③ノズル径は適正ですか?
・溶接電流値とガス流量に対し、ノズル口径は適正ですか?
POINT
150A以下→ノズル先端内径4~8mmφ
150A~300A→ノズル先端内径8~10mmφ
上記を目安にしてください。

④母材とフィラーワイヤーの組合せは適正ですか?
・溶接物にあったフィラーワイヤーをお使い下さい。
POINT
例)SUS304×SUS304→SUSTIG棒308
  アルミ5052×アルミ5052→アルミTIG棒5356
溶接物に対してフィラーワイヤーの選定を間違えると重大な溶接欠陥となります!

⑤直流TIGと交流TIGの使い分けは合ってますか?
・溶接材料により直流か交流かを選定します。間違うと良好な溶接結果が得られません。
POINT
直流TIG→軟鋼・ステンレス・銅・黄銅・etc
交流TIG→アルミニウム・マグネシウム等(表面に酸化皮膜がある材料)

⑥母材ケーブルの接続は確実ですか?
・母材ケーブルを鉄板で代用したり、細いケーブルを使用するとアークの安定が悪くなります。
POINT
母材ケーブルは太さも大事ですが締め付けは確実に行って下さい!

⑦ガスの流量及びノズル母材間距離は適正ですか?
・ガスの流量は板厚により、5~15ℓ/分の間で設定して下さい。(条件表等をご参考下さい)
POINT
ガス流量が少なかったり、多かったりしますとブローホール等の原因になります。また、ノズルと母材の距離が離れすぎても、同様の欠陥につながります。どうしても近づけない場合は「ガスレンズ」をご使用下さい。
※本ページ最下部にカタログが御座います。

⑧溶接条件は適正ですか?
・溶接条件は板厚、材質、溶接形状、技術の熟練度などにより様々です。溶接条件表等を参考に選定して下さい。
POINT
電流が→小さすぎると、溶け込みが得られず、大きすぎると、溶け落ちてしまいます。
パナソニック製「BPシリーズ」「300BZ3」では「溶接ナビ」を搭載しております、初めての材質・溶接の条件が分からない時に便利です。


上記8点を参考によりよいTIG溶接を行って下さい。

お困り事等御相談がありましたら弊社担当まで何なりと御相談下さい。

ガスレンズ

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